2023年10月末から2024年5月にかけて、『ぼくはルールに縛られたい』の RULE11〜20・番外編②を公開できました!
一区切りついたので、第2回 ふりかえり会を行いますっ!
※前回のふりかえりはこちら↓
話しやすいよう、前回のRULE1〜10・番外編①を「シーズン1」、今回のRULE11〜20+番外編②「シーズン2」と呼びますね。
で、結論からいうとシーズン1と比べて、インプレッションは全体的に減っている!
…しかし!課題や改善点も見えたので、次回シーズン3はもっとよくできると思います!
※この記事で記載している数値や見せ方は「X」のことを指しています。
Contents
よかった点
RULE17から1ページを大きく見せてエンゲージメントがUP!
RULE17からは、「X」でよく見かける投稿方法を参考に、1ページめの画像を大きく見えるよう1ページを1投稿目、2、3ページをツリーで繋げる形で投稿を行った。この効果もあって、読者のリアクションが良くなったよ。
● ツリー形式あり・なしのいいね数の平均値の比較
ツリーなしのいいね:平均20
ツリーありのいいね:平均62
なんと、ツリー形式じゃない投稿より、約3倍のいいねがいただけるようになった!
また、シーズン1・2全体で見ると、ブックマークTOP7には、ツリー形式の投稿が4つ入っている(番外編「ポコタの日常」は除く)。1枚目の投稿を分かりやすくした方が、エンゲージメントは伸びるとわかった。
問題のあった点
ページ数を多くしても満足度は上がらない?
ページ数が多いからといって、読者の満足度や、投稿のエンゲージメントの増加に影響はないみたいだ。
今回試したこととして、シーズン1では、1話「2ページ」でまとめていたのを、読者の満足度が向上するようシーズン2では「3ページ」に増やしてみた。なぜなら、そのほうがキャラクターのやりとりや感情を描くスペースが生まれるし、3ページになることで読者の読了感も増すと思ったからだ。
しかーし!いいね数で見てみると、RULE11〜20と番外編②の11作品のうち、なんと8作品が、シーズン1と2をふくめた全体のワースト10に入っているじゃないか…!4ページで一番ページ数が多い番外編②「ポコタの日常」は、下から5番目となっている。
さらにぃぃ!シーズン2の、RULE 17「Notionで日記を書く」とRULE 18「家の鍵は必ず持って出かける」以外は、シーズン1より、表示回数が全体的に下がっているだと…。
どうやら、ページ数が多ければ読者に楽しんでもらえるわけではないらしい。
シーズン1と比較して、いいね数が低いのはなぜ?
事実として、シーズン2は、RULE 17「Notionで日記を書く」とRULE 18「家の鍵は必ず持って出かける」を除いて、全体的にインプレッションが、シーズン1より下がっている。
インプレッションが多ければエンゲージメントも増えるので、原因を明確にして次回は改善したい。
原因❶更新頻度が下がった
シーズン1 1週間に1回更新
シーズン2 2週間に1回更新
シーズン2では、ページ数が増えたことで、作業量が増え週一ペースの更新が厳しくなった。SNSでの更新頻度が下がったことは、大きく影響していそう。
原因❷更新日がバラバラ
シーズン1更新日が決まっていた。前日に予告投稿をしていた。
シーズン2更新日が土日のどちらか。予告投稿が当日になることも。
シーズン1では、毎週決まった時間に公開できていたが、シーズン2は作業の進捗によってばらつきがあった。この影響もありそうだ。
関連ハッシュタグをつけていなかった
シーズン1では、話のテーマによって「#ぼくはルールに縛られたい」以外にも、関連するハッシュタグをつけていた。しかし、シーズン2では、作業にいっぱいいっぱいで、ハッシュタグまで気が回らず、ハッシュタグをつけられていなかった…。ハッシュタグを追記しておけばインプレッションと、エンゲージメントが増えたかもしれない。
でもブックマークは増えてるよ!
ただ、いいねは下がっているものの、ブックマークの数は増えていたりします。これって関係者の方がチェックしてくれてるってこと…?
そうでなかったとしても、そう思った方がモチベーションが上がるのでそう思うことにしますっ!改善点も含め、感想をいただけると嬉しいです。お気軽にコメントください〜。
改善すること
いいね数が多い作品の要素を盛り込んでいく!
これまで描いてきて読まれる作品の方向性が見えてきた。その要素を理解して、今後の作品には確実に入れていきたい。
①話はメリハリをつけて、テンポよく!
シーズン2でリアクションがよかったTOP3がこちら。
一位:RULE 17「Notionで日記を書く」
ニ位:RULE 18「家の鍵は必ず持って出かける」
三位:RULE 20「お金は大事に使う」
RULE17から、鴻池剛さんの漫画のテンポを参考にした効果が出ている気がする。
逆に、エモさを大事にしたゆっくりでしんみりとした回は伸びていないので、
SNSで気軽に漫画を楽しんでもらうにはテンポが大事なのだろう。
②キャラのかけあいよりも情報を優先!
シーズン2から3ページに増やした理由が、漫画として楽しんでもらうために「キャラの感情や掛け合いを描くため」だったんだけど、そういう話はエンゲージメントがよくない。特にポコタの出番が多いものは低い。推測として、ポコタがメインだと、読者が「この子はなんなんだ?」と気になり、エッセイ漫画としてノイズになってしまい、読みづらくしているのでは…?
となると、ポコタとのやりとりは抑えつつ、情報をメインで扱った方が読みやすく楽しんでもらえそうだ。
③1ページめは分かりやすくキャッチーに!
ツリー形式の投稿をするようになってからは、次の投稿も見たいと思ってもらえるように、話のテーマとなる絵や文章を大きく配置したところ、いい結果を出している!
これは継続しないと。
例:RULE 20「お金は大事に使う」1ページ目
絵をコマからはみ出させるのは、画面が見づらくなると思い控えていたけど、実際やってみたらページ全体がかわいくなりGOOD!
④テーマに関連するハッシュタグをつける
シーズン1で効果的だったので、テーマに関連するハッシュタグは、シーズン3から記載する。
⑤2ページで、決まった時間帯に週一更新!
3ページにするより、更新頻度をあげた方が楽しんでもらえるとわかったので、2ページに戻します!あとはなるべく決まった曜日と時間帯に更新するよう徹底したい(できるよう工夫してみます)。
まとめ:テンポよく気軽に楽しめるエッセイマンガ!
色々課題を改善すると、シーズン3は「テンポよく気軽に楽しむことができるエッセイマンガ」になるんじゃないかと思った。更新頻度を増やしたいのと、気軽に読んでほしいので、絵柄にもう少しラフさを取り入れてみたいなぁ。
なーんて、ことで締めて第2回ふりかえりを終わります!
今週の土日は、漫画のふりかえりで終わりました…😇