どうも。やだオスカル(@yada_oscar)です。
ボクは普段イラストを描いています。こんな感じ
かわいくてゆるーい絵柄なのですが、今回はボクがどんなマンガに影響をうけて今の絵柄になったのかをご紹介していきます。
ドラえもん
よく「ドラえもん好きそうだよね!」と言われますがそのとおり大好きです。ドラえもんの魅力はマンガとしてのデフォルメの高さと表現力の幅です。転ぶときのポーズや手を握ったときのグーの形まで隅から隅までマンガ的デフォルメがされています。
でも油断していると急にドラえもんが、ぶっとんだ表情をしたり、映画用の長編になると不気味な谷や森を冒険するんです。このときの背景の書き込みがすごいこと…。でも違和感がなく、ちゃんとドラえもんの世界観で細かい背景が書き込まれています…このすごさですよ…。
ちなみに藤子・F・不二雄先生のあの絵柄でおぞましい雰囲気を楽しみたいなら『SF短編』がオススメです。
油断してるとトラウマレベルなのでお気をつけを…。
PEANUTS(ピーナッツ)
誰もが知っているスヌーピーですがそれはキャラ名でマンガのタイトルは『ピーナッツ』といいます。ピーナッツの魅力はキャラクターグッズとしても映えるデザイン的な画の完成度です。チャールズ・M・シュルツさんの絵柄が好きで、何度も展示に行きました。
スヌーピーといえば、グニャグニャした線が印象的ですが、あれは晩年の作書の握力が弱まったためのものです。ボクが好きなのは初期の絵柄。太いインクの線で描かれたコロっとしたチャーリー・ブラウンやスヌーピーの力強さといったら…もう! マンガのコマをそのまま落とし込むだけでグッズになってしまう魔法のような魅力をもった絵柄です。
ムーミン
フィンランドが生んだマンガといえばトーベ・ヤンソンのムーミンです。ムーミンの魅力はアート的な味のあるタッチです。不思議な見た目の登場キャラクターです。そして意外と表情豊か。ピーナッツがマンガなのに対してムーミンの絵柄はアート要素が強く草や水の質感の表現はなかなか尖っています。また北欧ならではの独特な色使いも個性的です。
DRAGON BALL(ドラゴンボール)
ドラゴンボールの魅力は少年マンガとしてのイラストの完成の高さです。中村佑介さんが昔、雑誌のインタビューで言っていましたが、鳥山明さんははじめてイラスト的なマンガを描いた人だそうです。
1つ1つのコマの完成度や、キャラクター一人一人のビジュアルの魅力がもう…えぐい。悟空の不思議なツンツンヘアーや道着のありえないゴワゴワした感じベージターのおかしいくらいの額の広さ。どれも現実ではありえない画としての気持ち良さです。それがぎゅうぎゅうに詰め込まれているのに成立している…。このすごさです。
ちなみにボクはピッコロと悟空が戦うあたりの絵柄が画に丸みがあってかわいらしく好きです。
AKIRA
「おまえのどこにAKIRA要素があるんだ!?」というつっこみもありそうだけど、実はかなり受けてます。AKIRAの魅力は緻密で美しいリアル表現です。大友さんって精密機械なの?って思うくらいの精密な絵!!普段なにげなく見ているビルや道路をリアルにそのまま描くことで唯一無二の表現と感動をあたえているのがすごいところです。人の顔もアジア人らしくリアルに描いているのも衝撃でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「マンガ」「絵柄」という点にしぼり紹介しましたが、他にオススの作品はたくさんあるので、またぜひ紹介していこうと思います!