こんにちは。やだオスカルです。
4月22日に38歳の誕生日を迎えました!
今日で38歳になったよ🎉
これからもマイペースにマンガを描いていくのでよろしくね。 pic.twitter.com/KV9l2GvKKP
— やだオスカル (@yada_oscar) April 22, 2023
TwitterとInstagramに絵を投稿したところ、たくさんの「おめでとう」コメントをいただきました。ありがとうございます!
最近、ブログはマンガの投稿だけになっていたけど、誕生日当日のディナーが印象的だったので、そのことを書いてみようと思う。
なんと、土を使ったフルコースを食べられるレストランが五反田にあるのです。気になるでしょ?
Contents
独創的な“土のフレンチ”が食べられる「ヌキテパ」へ
ぼくが「ヌキテパ」のことを知ったのは「有吉くんの正直さんぽ」で紹介されていたことがきっかけ。
土を使ったフレンチがどんな味なのか気になっていて、ずっと行ってみたいと思っていた。高級なお店なのでなかなか足を運ぶ機会がなかったけれど、誕生日ということで思い切って予約してみることに。
選んだのはもちろん、一番気になっていた「土のフルコース」(22,000円/税込)。土のフルコースは、5日前までには予約必須とのこと。
お店は五反田駅から徒歩10分。五反田の雑踏からは少し離れた、閑静な住宅街にある、一軒家レストラン。
扉を開けると、お店の方の温かい笑顔に迎えていただいた。普段はなかなか行かないお店に少し緊張していたけれど、堅苦しすぎない雰囲気に一安心。
窓際の席に通していただき、抜群の雰囲気をかもしだす内装をしばし観察。ドイツ大使邸宅として使われていた建物だそうで、大きな窓から差し込む光や緑の景色は、まるでリゾートに来たかのよう…!
「土のフルコース」全メニュー紹介
コースの内容は季節によって変わると思うけれど、今回ぼくがいただいたメニューをひとつずつ紹介していくよ。
早摘みいちごとバジル、トマトの前菜
まだ赤くなっていない早摘みいちごって初めて食べたけれど、野菜みたいにシャキシャキとしていて、バジルとの相性が良かった。いちごがサラダに合うという新発見!
ホワイトアスパラとあわび、土のゼリー
待望の土メニュー第1弾はこちら!上にかかっている黒いものが土のゼリー。
土は何度も裏ごしされているので、ジャリジャリした舌触りなどはないのでご安心を。どんな味かを表現しようとすると、炭みたいに香ばしい感じが近いだろうか…。
土のゼリーに変なえぐみはなく、すごくサッパリとしている。ホワイトアスパラの食感、あわびの旨味を土のゼリーが引き立てていておいしい!
畑をイメージしたサラダ 土アイスを添えて
お次の土メニューはサラダ。上にのっている黒いものは土のアイス、そして周りにパラパラと本物の土がトッピングされている…!
無菌状態で処理された土なのだとお店の方が説明してくれる。すごく手間ひまかけてこのお皿の上までたどり着いた土だと思うと、ありがたく思えるので、一粒一粒(?)フレッシュな野菜とともに味わった。
はまぐりの炭火焼き
こちらは土メニューではないけれど、お店の看板メニューのひとつ。フォークやナイフで貝殻を開けて、中身をなるべく一口で食べてください、とのこと。
言われた通りに、プリッと肉厚なはまぐりを贅沢に一口でいただく。おいし〜!素材の味を大切にしているってまさにこのことだ。
サプライズ!な土のお団子
幼い頃に作った泥団子を思わせるこのフォルム。「シュープリーズ」というメニューで、英語で「サプライズ」の意味。
土のソースに、中身のじゃがいもとトリュフ、トッピングの玉ねぎまで全て「土」に由来するメニューとのこと。しっとりしていて、濃厚な味わい!
磯魚のスープ
こちらもヌキテパの看板メニュー。5種類ほどのお魚を、頭からしっぽまで使ったというスープは驚くほど濃厚!
土とごぼうのリゾット
メインは真っ黒なリゾット。イトヨリというお魚も入っている。
古代米を使っているそうで、ごぼうと合わせて歯ごたえがおいしい!この頃にはすっかり土を食べることに違和感がなくなっていた笑。
デザートは土のアイス、土のクレームブリュレ
ひとつめのデザートは、土と砂糖と水だけでできたアイスクリーム。これが一番土っぽさがあるメニューだったかな。でも大人な味わいでおいしかった。
メインのデザートは3種類の中から選ぶことができて、ぼくは土のクレームブリュレをセレクト。誕生日のお祝いでサプライズもしていただき、すごく嬉しい…!
このクレームブリュレ、濃厚なカスタードと土の香ばしさがとてもおいしく、あっという間にペロリ。
シェフがすいか好きということで、すいかのショートケーキも人気だそう。おすすめしていただいて飲んだすいかのシャンパンもおいしかったよ。
まとめ:丁寧に調理された土はとてもおいしい!
最後に、元プロボクサーという異色の経歴を持つ田辺年男シェフがテーブルまで挨拶しにきてくださった。「土を食べたことがあるって自慢できますね(笑)」と気さくにお話してくださり、貴重な経験となりました。
クセがあって食べづらかったらどうしよう…と心配していたけれど、どのメニューもおいしく、土が素材本来の味を引き立てている感じがした。
普段はなかなか難しいけれど、たまにこうしてレストランで時間をかけて食事をするのって、五感が研ぎ澄まされる感じがして良いですよね。
「ヌキテパ」はお店の方の接客も含めて、また家族を連れてきたいと思う、素敵なお店でした!
ごちそうさまでした!
店舗情報
店名 | ヌキテパ Ne Quittez pas |
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電話番号 | 03-3442-2382 |
住所 | 東京都品川区東五反田3-15-19 |
アクセス | JR・都営浅草線・東急池上線 五反田駅より徒歩10分 |
営業時間 | Lunch 12:00~15:00(L.O13:30) Dinner 18:00~22:00(L.O20:00)※月曜日定休、不定休あり |
公式サイト | http://nequittezpas.com/ |