コミティア152に出店してみて、展示の仕方についていろいろ気づきがあった。
参加して思ったことは前のブログで書いたので、今回は、ブースの見せ方と改善点にフォーカスして振り返ってみようと思う。

なんでこれを書こうと思ったかというと、7年前のコミティアに参加した際は、本を新しい方にはあまり手に取ってもらえなかったんだ。
だから、「コミティアって、すでに自分を知ってくれてる人が本を買ってくれる場所なんだな」と思い込んでた。
でも今回は違った。ぼくの本を手に取ってくれた人の半分以上が“はじめまして”の方だった。
「絵に惹かれて来ました」とか、「見本誌を見て気になって」と声をかけてくれる人もいて、すごくうれしかった。
作品のちゃんと魅力を伝えられれば、手に取ってもらえると分かったのが、今回いちばんの気づきだった。
1. 吊り下げスタンドが役立った!
今回、新しく使ったのが「吊り下げ式スタンド」。
ネットで買った削除スタンドに、
- サークル名
- アイコン
- ブースの場所
この3つの情報をA3サイズにまとめて、セリアのクリアケースに入れて吊るした。
これが予想以上に見やすくて、“ちゃんとしてる感”が出たんだよね。この方法は、今後の定番にしていきたい。
2. 接客と声かけって大事だな
お客さんの動きを見てて思ったのは、買うまでにはいくつかの段階があるってこと。
①まず少し離れた場所から、ブースを眺める(ブースの外観から興味を占めてして足を止めてくれる)。
この時、「よかったら手に取ってください」と声をかけると、かなりの確率で本を手に取ってくれる。
②本を手に取り読む。
この時、「こういう経緯や思いで描いた本で〜」と説明すると、そこから購入につながる人が多かった。
買わなくても、置いてあった名刺を持っていってくれる人が多い。
購入してもらうには、興味を持ってくれたタイミングで、必要とされている情報を提供することが大事のようだ。
3. ポップと紹介文の工夫が必要かも
今回、本の中に「コンセプト」や「制作のきっかけ」の説明を口頭でしていたけど、最初からポップに記載しておいた方が伝わりやすいかもしれない。
4. テイクフリーはもっと工夫できそう
名刺は用意してたけど、“持って帰りたくなるアイテム”があったらもっとよかったと思う。
たとえば、ポストカードとかステッカー。
ステッカーってスマホケースに挟めるし、ノートにも貼れるし、実用性があるんだよね。それにステッカーを貼った人を見た誰かがさらに興味を持ってくれるかも。
次回までに作れたらいいな〜と思ってる。
5. いつかは大きなポスタースタンドも!
他のサークルで、大きなポスタースタンドを使ってるところがあって、かなり目立ってた。
ああいう展示、いつかはやってみたい!でも今のぼくにはちょっと早いかな。
それよりはまず、本やグッズをもっと充実させたい気持ちが強いので、これは“いつかやりたいこと”としてメモだけしておく!
以上。
ということで次のコミティアを準備するぞ〜!