先日11月24日に参加したコミティア154が無事に終わった。連載やイラストの仕事もあってヘトヘトだったけどやっぱり参加してよかったな、と思う。
ここ最近のぼくといえば、7年ぶりに参加したコミティア152を皮切りに153、そして154へと三連続で参加している。
ようやく一区切りついたので、ここまでのことをゆるっとまとめておこうと思う。
はじめて持ち込んだ出張編集部
コミティア153では、『ぼくはルールに縛られたい』の本を持って、はじめて出張編集部に持ち込んでみた。
読切みたいな構成ではないし、見せて困らせてしまわないだろうか…という不安もあったけど、1冊の本としてのクオリティには自信もあったし、プロの目にはどう映るのかを知りたかった。
別の会場へ移動し、持ち込むために出版社名が書かれた紙を手に取る(意外とアナログなんだな)。
最初は緊張したけど、一社めが終わって勝手がわかると気持ちも落ち着いてきた。最初の2社はもともと予定していたところ。もう一社はその場で編集の方から「相性がいいと思うので持ち込んでみては?」と声をかけてもらい、そのまま足を運んだ。気づけば二時間以上経っていた。
3社をまわったら作品としての出来やコマ割りを褒めてもらえたので安心した。
また、もともとぼくの作品に興味を持ってくださっていた編集者の方もいて、作品が届いていたことが素直に嬉しかった。
話を聞く中で印象に残ったのは、「本になった時の完成度」をとても大切にしているということ。
本にしやすいページ数の考え方や、見せ方の工夫など、SNS用の漫画とは違う視点から丁寧にアドバイスをいただけた。
大事にされていることもわかったので、次はきっと応えられるものが描けると思う。
新商品を追加
コミティア153に合わせて、『ぼくはルールに縛られたい』をリニューアルした。
表紙をPP加工して発色をよくしたほか、ここだけで読める限定エピソードも追加。どちらも初版では時間がなくてできなかったことだ。
さらにステッカーやテイクフリーのポストカードなど、気軽に手に取ってもらえるアイテムも制作。
グラフィックのRGB入稿の甲斐もあってか色が綺麗に出ていい仕上がりになった。
ステッカーの梱包は自分たちで行った。たくさんのステッカーが散らばっている作業風景も、なんだかかわいかった。
ブースを改良
ステッカー販売を始めたこともあり、商品が見えやすいようブースを改良!
有孔ボードで陳列するスタイルにしてみたら見た目も可愛くなり以前よりグッと世界観を出せた気がする。

写真にはないけど、漫画のショート動画を流したタブレットも設置し、いいフックになっていたと思う。
また、コミティア153あたりから感じていることが1つ。
それは6年前くらいに描いていた『今日のポコタ』をかわいい!と言って購入してくれる人が前よりずっと多いこと。当時はそんなに反応がなかったのに、いつの間にか“かわいい”が一周して戻ってきたのかな、なんて思ったり。
作品を通していろいろな人と出会えた
イベントに出るたび、いろんな人に会えるのが本当に楽しい。
読者の方やSNSで交流のある作家さん、また興味を持ってくださる編集者の方などなど。来てくれたみなさま、ありがとうございました。
自分の作品を通してリアルな交流が増えていくことは、ぼくにとっても大きなやりがいだし、納得感のある時間だなと思う。
ありがたいことに、出展するたびにお仕事のお話をいただくことも増えてきていて励みになっている。
コミティア155も申し込み完了!
申し込み完了!🙌
2026年2月22日
東京ビッグサイト東4・5・6ホール
COMITIA155 pic.twitter.com/Luxmgm7saB— やだオスカル (@yada_oscar) November 26, 2025
そして早速次のコミティアも無事に申し込み完了。
年末年始も準備で忙しくなりそうだけど、できれば新刊も作ってみたいなぁなんて考えたりしている。どうなるかはこれからのお楽しみ。
ともあれ!またみなさんとお会いできるのを楽しみにしています。今後ともよろしくお願いします〜!