近年、Abemaで配信しているオーディション番組『ラップスタア誕生!』にはまっている。漫画の作業中は、BGM代わりに過去のシリーズを流すほど好きなんだけど、なかなか好きだと言える機会がないので、この記事ではぼくが思う番組の魅力や楽しみ方を紹介しようと思う。読み終わった頃にはきっと君も見たくなるはず…!
Contents
本人の全てが作品になるのがラップの魅力
そもそもみなさんはラップを聴きますか?ぼくは聴く音楽の多くが日本語ラップです。ラップの魅力は色々あるだろうけど、ぼくはバックボーンや生き方など、歌っている本人そのものが作品になっているところに強い魅力を感じる。自分を貫きながら、作品制作を通して成功しようとするエネルギーのある姿を見ると自分もそうありたいと心が揺さぶられるからだ。
品行方正が強く求められたり、AIが溢れる現代では、特にその人間らしいエネルギーがパワフルでこの上なく格好良く見える。
フローやリリックはもちろん、ファッションもラッパーを際立たせる大事な要素。見た目も相まって漫画のキャラクターのような人が多いのもぼくが好きな理由かもしれない。
ラップスタア誕生とは
『ラップスタア誕生!』は、2017年にスタートしたAbema限定の次世代ラッパー発掘オーディション番組です。参加者は6つの「BEAT」から1つを選択し、自身を投影したリリックを乗せパフォーマンス動画を投稿。見事ラップスタアに輝けば活動資金300万円が贈呈される。
ぼくは、2021年のeydenが活躍した年から、YouTubeで番組を知ってチェックするようになりました。
ラップスタア誕生までの流れ
審査の行程は大きく6つ。進むたびに挑戦者たちのドラマが展開されます。

特に「SELECTION CYPHER」では、課題曲のビートに対して挑戦者の様々なアプローチを聴き比べることができるので、詳しくない人も楽しめるはず。
上の動画は2025年のサイファー審査の一部。Chaki Zuluのビートへのノリ方がみんな違って面白い。
見どころ①魅力的な挑戦者が生むドラマ
参加者は、プロ並みに上手い人から、目が離せない面白い人まで多種多様。審査が進むにつれてサイファー審査の時には分からなかったラップ挑戦者の人物像が見えてくる。
「HOOD STAGE」はその人の地元に行って生い立ちを聞くドキュメンタリーパートで、その人のバックボーンも見えて歌詞の意味がより理解できるようになる。
密着では、大体そのラッパーの友達や楽曲を一緒に作っているクルーが出てくるんだけど、ずっと一人で楽曲を作ってるTOKYO世界の回は観ているぼくにも共感できるところが多い。また、次のステージ「RAPSTAR CAMP」でTOKYO世界が他のラッパーと初めて接して自分の居場所を見つけるのは名シーンだと思う。
見どころ②有名ラッパーの審査が学びになる
審査員はR指定、SEEDAをはじめ豪華ラッパー陣。ビートへのアプローチやリリックについて、作る側の目線で意見が聞けるのは理解が深まり面白い。特にリリックはR指定が驚くほど丁寧に解説してくれるので分かりやすい。
また、魅力あるラッパーが出てきた時の審査員のブチ上がるリアクションは必見。
ちなみに、『ラップスタア誕生!』では決勝進出こそならなかったものの、番組をきっかけにTOFUやMIKADO、Skaaiなど、その後に活躍する人も多く目が離せない。
注目されていることを活かしてすぐに新曲を出すラッパーも多い。
2025年はWorldwide Skippaが、新曲を立て続けにリリースして注目を浴びている。合わせて中毒性のある「シャトレーゼやめた」もぜひ聞いてほしい。
見どころ③ライブ審査に参加できる
「FINALS」は、実際に会場にお客さんを入れてのライブ審査。
このライブは内容盛りだくさんで、これまでのラップスタアや挑戦者などが出演するのでシリーズを見ていた人は楽しめるし、ここから過去のシーズンをチェックするきっかけにもなる。

ぼくは2024年に開催された幕張メッセでのライブに初参加!Skaaiや7、Kay-onなどいろんなラッパーを観ることができて楽しかった。
ライブ最後の最終審査のパートになるとトップバッターのCharluが出てきた時の会場の盛り上がり方がすごかった。やはりライブだと動画では伝えられない体験ができる良さがある。
興味を持った方は、Abemaプレミアム会員で過去シリーズもや限定コンテンツをチェック!
いかがでしたでしょうか。興味をもった方は、Abemaプレミアムに登録すれば過去シリーズや限定コンテンツも全て見られるので、よければチェックしてみてください!
今年2025年の『ラップスタア誕生!』もまだ始まったばかりなので、今からリアルタイムで追いかけてライブへ足を運んでみるのも楽しいと思います。
ちなみに、ぼくはチケットを手に入れたので今年の京王アリーナTOKYOでのライブにも足を運ぶ予定です!(今はSonsiとAlif Wolf推し、ICHIROは落ちてしまったので別途チェックしていくつもり)。