読書

誰でもできる!「速読」のやり方を解説

Blog 170506

ぼくは読書が好きなのですが、自分の時間が限られていることもあり、読みたい本が読めずにいます。

「時間があるときに読もう」

買ったけど積んである本がいくつもあるんです。

そして思いました。


このままじゃいけない!


ぼくがすごいと思う人たちはみんな、たくさんの本を読んでいます。

その時間が確保できていないということは、ぼくにとって大問題です。

なので、前から気になっていた「速読」について10冊読み勉強をしました。

ある本を読んだ時にその分野の本を10冊読めば、全体が理解できると書いてあったらからです。
そして本を読んだらブログでのアウトプットも効果的。と書いてあったので、そのまま実行しています。

わかったことは「速読」は今までの「本を読む」という行為の
捉え方を少し変える必要がある
ということです。

ぼく自身、「速読」のやり方を学び、読むスピードが早くなり、読書をすることが前以上に
楽しくなりました。読む量も増えたので、ワクワクする時間も増えました。

この記事を最後まで読んでいただければ「速読」の全体像がつかめるかと思います。
詳しく知りたい方はオススメの書籍も文末で紹介していますので、よければ一読してみてください。

それでは長くはなりますが、どうぞお付き合いください。

なぜ速読するか

速読は限られた自分の時間を増やすための手段

「この本は時間があるときに読もう」と思っていては、その本は永遠に読み終えることができません。

なぜなら、ぼくたちの時間には限りがあるからです。時間があるときに読みたい本がいくつもあったら、
それだけで人生が終わってしまいます。

ぼくたちは物事を判断するときには、自分自身がもっている情報で脳が分析を行い、瞬時に判断します。
これが「直感」です。

そしてこの直感というのはおおよそ正しいことが多いです。

「ファーストチェス」の法則というものがあります。
これはプレーヤーが5秒で考えても30分かけて考えた手も86%は同じ手というものです。

つまり、自分の知識が多いほど、この「直感」の精度が高くなります。

そうすると、悩む時間が減るので、より多くのインプットをすることができるという好循環になります。
速読できるようになれば、こうして自分の時間を増やすことができるんです。

熟読すべき本を見極めるため

読書の仕方には、実はいくつかの種類があります。

そのなかの2つが「速読」と「熟読」です。
熟読」というは言葉のとおり、しっかり読みこみ理解、記憶しながら身にするために読む方法です。

「速読」とは、その本が「熟読」すべきかどうかの判断をするための読み方です。
まずは「速読」をし、この本にはちゃんと向き合ったほうがいいなと思ったら「熟読」に切り替えるんです。

速読について理解しよう

読む時間を決める

速読する際は、本に向き合う時間を決めることが大事です。

ぼくたちの限られた時間のなかで、たくさんの本と出会うには一冊に向き合う時間を決める必要があります。
ひとつの本に時間をかければ、そのぶん他の本が読めなくなってしまうからです。

目的は本を読むことではなく、知識を吸収し理解すること

「速読」とは「本を読む」のではなく、「本を理解する」ための技術です。

なので、普段の読書とは読み方が異なります。ここを理解しておくと「速読」との距離がぐっと縮まります。
この本はどういうことを言いたいのか?自分が必要な情報はどこに載っているのか?それを見極めるために
全体像を把握しながら読み進めます。

速読するためにはその分野の基礎知識が必要

「速読」はその分野の基礎知識があって初めて「速読」することができます。

一度読んだ本は、しっかり文章を追わなくてもページをパラパラめくるだけで
理解ができますよね。それは自分自身にその分野の基礎知識がストックされているからです。

逆に、初めての分野の専門書を見たときなどは知識のストックがないため、「速読」することはできません。
その場合はまず、学びたい分野の基礎知識が書かれた本を「熟読」する必要があります。

本の大事な2割を読めば8割が理解できたことになる

「パレートの法則」というものがあります。
1978年、イタリアの経済学者のパレードが所得分布について研究した結果、国の2割の人たちが口の8割の富を所有している、というものです。

このパレートの法則は様々な場所で適用されています。(ぼくが大好きな元マイクロソフトの中島聡さんの著書のなかでも「朝の2時間半で1日のメインの仕事の8割を
終わらせる」と言っています。これもパレートの法則がもとのように思います)

つまり1冊の本で100%を理解するよりも、80%の理解でいいから20%の時間で複数の本を読んだ方が4倍も理解が深まるというわけです。

100÷100=1  …通常の読み方

80÷20=4  …速読

 

1冊で100%を理解するのではなく、10冊読んで100%を理解する

1冊の本で100%を理解するのはとても難しいです。と、いうのも本はその著者の視線で書かれていることが多いからです。

例えば「コーヒーは健康にいい」という本と「コーヒーは健康に悪い」という本の2冊どちらかだけを熟読して100%理解して読んだ場合はどうでしょうか?

どちらかの考えに偏ってしまう危険がありますね。本の20%ずつでいいから2冊の本を読めば、両者の意見を知った上で、ぼくはこう思う。と自分の意見を
言うことができます。

速読なら、2冊よんでもまた時間に余裕がありますから、他の本も読めば「コーヒーより紅茶のほうが体にいい」というような
新しい発見もあるかもしれません。多く本を読んだほうが自分の知識の幅大きく広がります。

理解できない場所は飛ばす

速読するうえで理解できないところは勇気をだして読み飛ばしてしまいます。

理解できないのは、自分の知識量のレベルが低いためです。そこでいちいち、つまづいていては、

本を読むのが億劫になってしまい、結局読み終えなくなる可能性がありますし、時間をかければ他の本に出会うチャンスをなくしてしまいます。

であれば、他の読書の数をこなし、知識のストックができてからもうその本に一度チャレンジしてみましょう。

30分で1冊を読もう!ぼくの具体的な速読方法

速読する際は30分で1冊読むと決めてしまいましょう!
以下、ぼくが実践している具体的な「速読」の読み方をご紹介します。

プレビュー 5分

表紙、もくじ、まえがき、あとがきを5分で3回繰り返し読み、全体像を把握します。
繰り返し読むことで、その本の知識がストックされます。

以下、各項目ごとに書かれていることや見方について説明しています。

表紙

服装や表情などにその人がどんな自分か表れるように、本の表紙にもそれが表れています。
どんな主張をもった本なのかを表紙で確認します。

帯がついている場合にはその本の魅力を凝縮したキャッチコピーがあったりするので、
そちらも確認して本のイメージを掴みます。

もくじ

ここでは本の構造について大きく知ることができます。
必要な場合には時間を多くとって眺めます。

まえがき

著者が「この本はこういうことをまとめた本です」と要約を紹介しています。

あとがき

本の内容について振り返り、著者がより自分をだして、
感想を述べていますので、本の全体像と合わせて、著者のことがより立体的に見えます。

全ページをパラパラ読み 5分

5分間で全ページに目を通します。見開き2秒くらいのイメージです。
このときに理解しようとせずに、ひたすら「見る」ことに徹します。

この時、見ているうちに本の構造に気づくことができると、かなり読みやすくなります。
対話形式の本、図で要約を説明している本、見出しで全てを伝えている本、いろいろあります。

スキミング 20分

プレビューと、パラパラ読みで本の構造はつかめました。

なんとなく自分にとって必要な箇所が思い当たるはずです。
ですので、スキミングでは気になる箇所を探すように読んでいきます。
ざーっと流すように見ていき、気になる箇所があれば、速度を落としてきちんと読みます。

判断 熟読すべき本か否か判断する

以上の工程が終わるとちょうど30分です。

ここではその本をこれ以上、読むかどうかの判断をします。
この本はもっと向き合う必要がある。そう判断した場合は、さらにどれくらいの時間を使って読むかを
決めてから再度読み始めます。

そうでない場合はそこで、読書を終了します。

本をより理解するために行うこと

本の要約が言えて、自分の意見を述べることができて、始めて本を理解したことになります。

より本を理解するためには、どうすればいいかをご紹介します。

アウトプットすることで初めて完結する

残念ながらインプットだけでは、本を理解したことにはなりません。
必要なときに引き出せて初めて「知識」に昇華します。

ですから、本を読んだら、ブログに書くなり、人に話すなりしてアウトプットしましょう。
自分の理解度が確認でき、より記憶に定着するようになります。

月に300冊読む作家の佐藤さんは熟読した本は必ず30分かけてノートに必要な箇所を書き出しコメントをつけるそうです。
ぼくも今回の記事を制作するにあたり、1冊読み終えるごとにA4一枚に本の内容をまとめてみました。
自分のなかで本の内容が大きく整理でき、とてもオススメです。

本は汚く読む

アナログの書籍の場合には、気になった箇所に線を引いたり、ポストイット貼ったり、ときにはメモ書きをするなどして
汚く読みましょう。実際に手を動かしながら読むと記憶への定着が全然違います。

kindleなどの電子書籍の場合には気になったところを、ハイライトしておくことをオススメします。
一冊読み終わった時にハイライトだけ表示させて、繰り返し目を通せばより記憶に定着しやすくなります。

まとめ

「本をたくさん読みたい」というぼくの考えは「整理したい」と願望が始まりのように思います。

・世の中のことについて知識をもって情報を整理したい

・自分が考えたり悩んでいることを整理したい

・本の情報を頭のなかにいれて部屋を整理したい




実際、ぼくが本をよく読み出したきっかけは、仕事で自分の思ったようなポテンシャルがなぜ出せないのかと
脳や体、考えかたについて調べ出したことでした。
不明瞭だったことが知識をつかって整理できる感覚はとても気持ちがいいものです。

ただ、インプットだけで終わっては、結局のところ、深くはその知識と仲良くなれません。どこか他人行儀です。
吸収した知識と仲良くなるには、自分なりの言葉にしたり、行動に移すことが必要です。

今回の記事はそのような考えからまとめてみたものです。
これからもっと速読のことを深く知っていこうと思うので、定期的に編集することもあるかもしれません。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

みなさんがひとつでも多くの本に出会って、世界が広がるきっかけになれば嬉しいです。

参考図書

文章もやわらかく、とても読みやすいです。ぼくが現在行なっている30分で速読する読み方はコレを参考にしています。


読書とは技術であり、「速読」とはあくまで1つの読みかだということがわかる本。


池上彰と、佐藤優が多忙な2人が、どのように本を読んでいるかを紹介した本。書籍だけでなく、新聞、雑誌、ネット記事の見方についても言及していてます。スゴイ人はこれだけ本を読んでるぞ!というのが分かります。